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同窓会の企画をきっかけに、初恋の相手、早瀬を思い出した紗羽。 繋がっていく、高校時代の記憶。 作者様の体験を元に、優しく柔らかく、みずみずしく描かれる高校時代の様子がとても印象的でした。 こんな高校時代送ってみたかったよ……と思う方も多いでしょう。 そして、初恋の人と再会し、また恋をするなんて……素敵じゃないですか! きっと、紗羽のことを「うらやましい」と思うこと間違いなしです。 長い時間をかけた恋の記憶を、たくさんの方に読んでいただきたいです。
言葉 情景 目線 友人 笑顔 大切だったものは永遠に褪せない。 回り道をしながら大切だったものを育んだ素敵な物語。
作者様の実話が盛り込まれているということで、青春時代のリアルさが感じられました。 卒業して、社会人になって、疎遠になってしまった同級生達。 高校時代の淡く懐かしい思い出。 それらがとてもリアルに描かれており、ラストでは思わず目頭が熱くなりました。やはり青春時代の恋というのは、何年経っても特別なものなのだなと改めて思いました。 主人公が思い返すシーンの一つひとつが胸を締め付けるような懐かしさと、切なさを持っていて、とても共感できる物語でした。それから、恩師の矢代先生の憎い演出、手紙の言葉も、じわじわと胸に響きました。 自分の高校時代とも重なって、懐かしい気持ちにさせてもらえました。 素晴らしい作品をまことにありがとうございました☆ 皆様、ぜひご一読を。