ナンパ男との恋〜総集編〜
「寝込み襲うなよ?」

「なっ!?そんな事しないもん」

「はいはい、あーでも、
キスくらいはして寝た方がいいんじゃね?
いいぞ、ほら」

そう言いながら
仰向けに寝そべり目を閉じた。

卑怯だ・・・。


少しずつ輝樹の顔に近づけ
そっとキスをすると

「そんだけ?」

大きな目が開き
私の方を向いている。


「そんだけって・・・」

「あーあ・・・
ねよ・・・」


そんな事言われたら・・・


輝樹の上に馬乗りになるように
跨ぎながら

輝樹の顔を両手で挟み
そのまま 自分の唇へ押し付けると

輝樹が驚いた表情で目を開け
目が合った瞬間
大笑い・・・・。


「やっぱ、春菜って
極端すぎるよな~
完全に 俺 寝込み襲われてる図じゃねぇ?はははは」


「だ、だって・・・・」


ゆっくり輝樹の体から下りると


「まぁ、そこがおもしろいんだけどな」

そのまま押し倒された。


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