ナンパ男との恋〜総集編〜
「・・な・・はるな?」

「え?輝樹!?
い、いつの間に帰ってきた!?」

「今。
鍋 煙出てるけど?」

「え?・・鍋?
あ、嘘!?」

慌てて火を止めたけれど
せっかく焼いていた肉が
炭になってるし・・・


「まだ具合悪いんか?」

「具合?」

「昨夜 頭痛いって言ってたろ?」

「あ・・・ううん
もう 全然・・・」


全然・・・・


「春菜?大丈夫か?」

「う、うん 大丈夫。
ごめん、また作り直すから」

「いや、たまには
外に食いに行くか。
ほら、行くぞ」

「え、でも・・・」

「いいから」

急かされるように
車に乗ったのはいいけれど




「・・どこ行くの?」


何の会話もないまま
走り始めて
30分以上が経過している。

「飲み物買ってくるわ。」


そう言うと、車を停め
コンビニへと入って行った。

ダメだ・・・。

ギクシャクしてる気がする。

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