ナンパ男との恋〜総集編〜

「はい、目閉じて？」

そ、そ、そ・・・そんな事
改めて言われると
私の性格上・・・・
素直に目なんて閉じれるはずもなく


「へぇ・・？春菜ちゃんは
俺を挑発してんのか
誘ってんのか　どっちだ？」


「どっちでもないし・・」


「じゃあ、何で
目閉じない？」


「それは・・・・・」


「それは？」


ただの意地というか、照れ隠しというか、恥ずかしいというか・・・

けれど、そんな事を
素直に言えるほど
私は　可愛い女じゃないわけで・・


「て、輝樹が
他の人に手出されなかったか
チェックしてんの！」


あぁ・・・

また変な事を口走ってしまってるし。


「ははははは、んな事あったら
春菜見た途端
こんな　さかるわけねぇだろうが？」


さかるって・・・・・

犬じゃないんだから・・・


っていうか・・・・


「全然さかってないけど・・」

「ふぅん？言うじゃん？
じゃあ、試してみるか？
俺の予想だと
キスしたら　抑えきかなくなるけどな？」


そ、そんな事言われたら
どうしていいか分からなくて
頭がパンクしそうになってしまい・・・


思わず　目をそらしてしまった・・・