ナンパ男との恋〜総集編〜

「せっかくの休憩なのに
ごめんね？」

「ううん、もしかして
何かあった・・？」

「ん？いや・・・・
春菜ちゃん　大丈夫？」


「え？うん？・・・」

「あんま
一人で　出歩かないようにしなよ」


「やっぱり
正樹くん　何かあった？」


「俺は別に何もないけど
何か・・・
気のせいかもしれないけど
家の周りに　変な女が目に付くっていうか・・」


「変な女・・・？」


「カメラ持って　何ていうか
家の中　覗いてるっていうか・・
ポストとかに　輝樹の雑誌投げ込まれてるしさ。
どっから　住所調べ上げてんのか分かんないけど
春菜ちゃんも気をつけないと・・・」


輝樹の実家が分かってるって事は
そのうち・・・
アパートの方も・・・・


「俺は　男だから
何もないけど
春菜ちゃんの場合　女の子だからさ。
気をつけないと
変な奴多いから・・・」


「う、うん・・・・・
大丈夫・・うん。ありがとう」


とは言ったものの・・・

買い物行かないと
食材がないじゃんか・・・


輝樹には　職場の送り迎えしてもらって
これ以上迷惑かけるわけにはいかないわけで・・


そうだ！明るいうちなら・・・


今の時間なら　買い物行けるかも。