ナンパ男との恋〜総集編〜
▼一ヵ月後
そんな出来事から
あっという間に一ヶ月が過ぎた。
本当に いろんな事が
いっぱいあって
幸せな時間に浸る暇もなかったくらいだ。
あんなふうに 雑誌に写真が載って
たくさん心配させた離れて暮らす両親に
ちゃんと説明しようと
電話すると
「あら、春菜?どうしたの?」
「心配かけたかなって思って・・」
「別に心配なんてしてないわよ~」
相変わらず あっけらかんな母親に
少しだけ安心したけれど・・・
「久保くんから 定期的に連絡もらってるしね」
「は?輝樹と連絡とってるの!?」
「なぁに?いまさら~ あはははは」
いやいや、笑えないよ。
「で、婚姻届出したの?」
「は・・・?」
「先週 ちゃんと
保証人の欄に記入して
送ったでしょ?
届いたって 久保くんから連絡きたけど?」
「え?」
「まだ出してないの?」
「知らないし」
「はいはい、あっ!
じゃ お母さん
ちょっと出かけるから
またね」
そう言うと あしらうかのように 電話を切られた。
あっという間に一ヶ月が過ぎた。
本当に いろんな事が
いっぱいあって
幸せな時間に浸る暇もなかったくらいだ。
あんなふうに 雑誌に写真が載って
たくさん心配させた離れて暮らす両親に
ちゃんと説明しようと
電話すると
「あら、春菜?どうしたの?」
「心配かけたかなって思って・・」
「別に心配なんてしてないわよ~」
相変わらず あっけらかんな母親に
少しだけ安心したけれど・・・
「久保くんから 定期的に連絡もらってるしね」
「は?輝樹と連絡とってるの!?」
「なぁに?いまさら~ あはははは」
いやいや、笑えないよ。
「で、婚姻届出したの?」
「は・・・?」
「先週 ちゃんと
保証人の欄に記入して
送ったでしょ?
届いたって 久保くんから連絡きたけど?」
「え?」
「まだ出してないの?」
「知らないし」
「はいはい、あっ!
じゃ お母さん
ちょっと出かけるから
またね」
そう言うと あしらうかのように 電話を切られた。