ナンパ男との恋〜総集編〜

夢なんだか現実なんだか
分からない視界・・・


輝樹が心配そうに
私の顔を覗きこんでいる。


やっと あの女と
離れてくれたんだ・・・


「やっと来た・・輝樹」


もう、離さない。

もう・・・・

あの女となんか
一緒にいさせないんだから・・・


そう思うと
抱きつく手に力が入る。


「春菜・・・?」


「もう あの女のとこ行かない?」


何だか・・・・
フワフワして
思ったことが そのまま口に出て
自分が何言ってんのか
よく分かんないけど・・・

「あぁ、行かない」

すごく・・・
幸せな気分だ。


「良かった・・・」


「嫌だったのか?」


「嫌・・・すっごい嫌。
あの女 大嫌い・・・・
もう・・・
一緒にいるとこ見たくない。」


「そうか・・・・
分かった。」


「早く帰ろ・・?」


何だか 素直に甘えられる・・。


「あぁ、帰るか」


「うん、帰ってから・・・」


「ん?」


「帰ってから 私の事
可愛がってくれる・・?」



そこで 意識が
よく分からない状況へとなり・・・

気づくと・・・
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