ナンパ男との恋〜総集編〜


・・・頭がぼんやりする。

重い瞼を
ゆっくり開けた。


白い天井・・・・

薄暗い部屋・・・


そして、

ベッド横のソファーで
寝ている輝樹。


あれから

どれだけの時間が経ったんだろう。




・・・・・・・・・


・・・赤ちゃん!

赤ちゃんは!?


勢い良く起き上がろうとした瞬間



「っ・・・・つ・・・」



お腹に痛みが走った。



「春菜・・・・・?」


私の声に気づき
起き上がった輝樹。


ゆっくりと私の寝ているベッドに腰掛けると


「心配しなくても
2人とも うるせぇくらいに元気だから
安心しろ。」


「元気?2人とも・・?」


「あぁ。ただ、あいつらのせいで
春菜の腹切っちまったんだけどな・・・
大丈夫か・・?痛くねぇか?」


「お腹・・・・?」


そっか・・・だから

起き上がろうとした時

すごく痛かったんだ・・・
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