ナンパ男との恋〜総集編〜
約束の20分前には
普通に 待ち合わせ場所に待機してるし・・・

ほんと・・・・

彼氏にしたら
最高な人なんだと思う。

そんな人を選べない私は
自ら 茨の道一直線だ。


「あれ、佐々木さん
早かったね?」

早かったねって
逆瀬川君の方が早いし・・・

その前に、姿が見えたから
出てきたわけだし・・・

「準備が早くできたから・・」

私ってば
言ってる事と、思ってる事
完全に違うけど・・・

「何買うの・・・?」

「ん?あははは
特にないんだけどね。
そう言わないと 誘いにくかったからさ。
どっか行きたい所は?」

そんな事言われると
ますます 逆瀬川君にひどい事をしてるんじゃないかって
思ってしまう。

「佐々木さんが 特になければ
映画観に行く?」

「あ、うん・・・」

映画、ごはん、公園、おやつタイム

デート・・・・?

でも、友達とも行く所だし・・・

深く考えるからいけないのだろうか。

・・・・けど、

逆瀬川君と友達という関係が成り立っているのかすら分からない。





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