ナンパ男との恋〜総集編〜
「あー、あの女は
気にすんな。
それよりも・・・・
もしかして、今まで
健二の家に チョクチョク来たりしてたのか?」

「う、うん・・・
来てたっていうか
美香と一緒にだよ?」

「分かった。じゃ
質問変えるわ。
今まで2人になった事は?」

つい数日前・・・・だけど
この雰囲気だと
言うべきではない・・・

「なっないよ・・・!」

「ふぅん?ならいいけど。
春菜さぁ・・・
これから 健二の家行く時
前もって 俺に言えよ?」

前もって言うも何も・・・

「輝樹 連絡つかないもん・・」

「あー・・そうか。
じゃあ、夕方 電源入れるようにするから
電話しろ。」

私の為に
電源入れるって事?

「うん・・・分かった。」

やっばい・・・
すっごく うれしいかも。

「ほら、帰るぞ。」

「・・でも、いとこくん・・」

「あぁ、いいから。
俺 今夜 飲み会だから
早く帰らないといけねんだよ。」

「それなら 私 歩いて帰れるから平気だよ?」

「却下。送って行く」


慌しく いとこくんの家を後にした。




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