ナンパ男との恋〜総集編〜
「でも、何で2回・・?」
挨拶に来ただけなら
1回のはず・・・
「あー・・・それは・・・」
無理したような笑顔を作り
言葉につまった。
「言いづらいこと?」
「そういうわけじゃないんだけど・・・
その・・・姉ちゃんに頼まれて・・」
「頼まれて・・・?」
「俺のバイト先知ってるでしょ?」
「TENでしょ?」
「うん、そこの顧客に
あの人がいるんだけど・・・
たまたま 俺がバイトの時に
あの人が来たんだ。で、
姉ちゃんが未練あるって知ってたから
今来てるから 会いたいなら
来れば話せるかもよって電話したんだけど
ちょうど 飲み会の最中で・・
顧客情報って住所とか書いてあるんだけど・・・
その住所を姉ちゃんについ・・・」
「教えたの!?」
「ちょうど 俺も
バイト終わりの時間だったし
会って話せば
ケリがつくかと思って・・・」
「・・・それで
どうしたの?」
「姉ちゃんに言って・・・
それからは 分かんない。」
「それって どのくらい前の事?」
「1ヶ月くらい前かな・・」
やっぱり・・・
輝樹の家に来てた人って
逆瀬川くんのお姉さんだったんだ。
いとこくんの家に押しかけた人も・・・
「今 どうしてるの・・?」
「普通だよ?仕事行って
たまに ナンパに回ってるみたいだけど」
あれから いとこくんと
輝樹の口から
あの女の人の話が出てこないから
私も気にしないようにしてたけど
あんなに泣き叫ぶくらい好きだったわけだし・・・
挨拶に来ただけなら
1回のはず・・・
「あー・・・それは・・・」
無理したような笑顔を作り
言葉につまった。
「言いづらいこと?」
「そういうわけじゃないんだけど・・・
その・・・姉ちゃんに頼まれて・・」
「頼まれて・・・?」
「俺のバイト先知ってるでしょ?」
「TENでしょ?」
「うん、そこの顧客に
あの人がいるんだけど・・・
たまたま 俺がバイトの時に
あの人が来たんだ。で、
姉ちゃんが未練あるって知ってたから
今来てるから 会いたいなら
来れば話せるかもよって電話したんだけど
ちょうど 飲み会の最中で・・
顧客情報って住所とか書いてあるんだけど・・・
その住所を姉ちゃんについ・・・」
「教えたの!?」
「ちょうど 俺も
バイト終わりの時間だったし
会って話せば
ケリがつくかと思って・・・」
「・・・それで
どうしたの?」
「姉ちゃんに言って・・・
それからは 分かんない。」
「それって どのくらい前の事?」
「1ヶ月くらい前かな・・」
やっぱり・・・
輝樹の家に来てた人って
逆瀬川くんのお姉さんだったんだ。
いとこくんの家に押しかけた人も・・・
「今 どうしてるの・・?」
「普通だよ?仕事行って
たまに ナンパに回ってるみたいだけど」
あれから いとこくんと
輝樹の口から
あの女の人の話が出てこないから
私も気にしないようにしてたけど
あんなに泣き叫ぶくらい好きだったわけだし・・・