ナンパ男との恋〜総集編〜
「明日休みだから
泊まっていけるだろ?」

「明日休み?」

木曜日なんだけど・・・

「祝日は学校休みじゃねぇのか?」

「あ・・・・休み・・」

そっか、祝日なんだ・・・
思いがけないうれしい事が続きすぎて 顔がほころんでしまいそうだ・・・

久しぶりに 輝樹と一緒に寝れるんだ・・・

「よし、飯食い行くぞ」

「へ?あ、はい」

私ってば・・・・

食い気より色気になってしまった・・・

・・・それにしても

数日会わなかっただけなのに
何か、前より増して
輝樹が かっこよく見えてしまうのは不思議だ・・・

不思議・・・・

って、あれ・・・?

「輝樹、髪切った?
っていうか 色も変えた?」

「あぁ?何、気づかなかった?」

「何か違うなぁ・・なんて思ってたけど・・・
服装のせいかと思ってた・・」

「健二ですら気づいたんだけどなー。
あんな襲われそうな勢いで 見つめられてたから てっきり気づいてんのかと思ってたけどな。あはははは」

「襲われっ・・・
なっ・・・まさか
起きてたの!?」

「さぁな・・・あははは」

完全に あの時の言葉
聞かれてた・・・・


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