ナンパ男との恋〜総集編〜
いとこくんの 適当なアドバイス通り
部屋で待ち伏せする事にした。

ストーカーっぽい気するけど・・・

夜の7時まで ひっそりと
部屋で待ってたけど
帰ってくる気配
まったくなし・・・

その次の日も
学校帰り、輝樹の家に向かい
普通に 輝樹の部屋へ入ろうと
扉を開けると
驚いた様子の輝樹の姿・・・

「あれ・・・・?」

「あれって、春菜
いきなりどうした?」

予想外の展開に

「通りすがり・・・・で・・
いつ帰ってきたの?」

「今帰ってきたばっかだけど?」

「そっか・・・・」

待ち伏せはできなかったけど
ひとまず、帰ってきたばかりの輝樹に会えたし・・・

目的達成?

ちょっと気まずい雰囲気の中
部屋へと入る私は
ある意味 すごいと
自分で思ってしまう・・・

「何かあったのか?」

「え?何もないよ?
どうして?」

「春菜が いきなり来るって初めてじゃねぇか?」

まさか 待ち伏せする気だったとは絶対に言えない・・・




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