ナンパ男との恋〜総集編〜
そういえば・・・・

「何となく分かるけど・・」

「んじゃ、そこ来い」

「え、でも
私 まだ未成年・・」

「居酒屋っつっても
飯屋でもあるから
心配しなくても大丈夫だぞ?
ガキが うろちょろ走り回ってるようなとこだしな。」

「でも、輝樹
誰かと一緒なんでしょ?」

「あー、気にすんな。
20人くらいいるから
気遣う必要もねぇし。
俺 結構飲んでるから
このままだと
そこら辺の女と
とんずらするぞ?」

そんな、半分
脅しのような・・・

「わ、分かったから。」

「よし、じゃ
外で待っててやっから
すぐ来いよ?」

すぐ来いなんて言われても
ここから
結構 距離あるんだけど・・・

玄関を出ようとした時
ちょうど お母さんが出かけようとしてる所だった。

「あら、春菜
また夜遊び?」

「輝樹に呼び出されて・・」

「今日は迎えに来ないの?」

「何か、飲んでるみたいで・・」

「ついでだから
乗せて行こうか?どこ?」

大雑把に説明すると
お母さんは すぐに分かったようだ。

というか、
結構 頻繁に利用する居酒屋らしい・・・

ひとまず・・・
これで 走らずにすみそう・・

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