ナンパ男との恋〜総集編〜
降ろされた隣は
草が所々あるけど
広場になっている。
「送っていくから。
ちょっと鍵取ってくるから
待ってて」
そう言うと
広場の向かい側の家へと
入って行った。
道路脇に しゃがみこみ
辺りを見渡すけれど
ここは どこなんだ・・・
駅から 数分しか離れてないのに
どこなんだか
さっぱり分からない・・・
「疲れた・・・?」
いつの間にか
背後にいた竜希くんの声に
しゃがみこんでいた体が
一気に その場から離れた。
「ごめんごめん、ビックリした?
行こっか」
「あ、はい・・・・」
「乗っていいよー」
乗り込んだと同時に
「普通の車でごめんね」
「え・・・?」
「ほら、みんな駅回ってる人達って
改造してて かっこいい車ばっかりだから・・・」
言われてみたら
普通の・・・
音も静かな車って
初めてかもしれない・・・
車内も 普通に
お母さんの車と変わらないし・・
輝樹も、いとこくんも、亮くんも
普通の車とは 確実に言えない
外装と室内だし・・・
音もうるさいし・・・
って、あぁ・・・
また輝樹の事 考えてる・・・
草が所々あるけど
広場になっている。
「送っていくから。
ちょっと鍵取ってくるから
待ってて」
そう言うと
広場の向かい側の家へと
入って行った。
道路脇に しゃがみこみ
辺りを見渡すけれど
ここは どこなんだ・・・
駅から 数分しか離れてないのに
どこなんだか
さっぱり分からない・・・
「疲れた・・・?」
いつの間にか
背後にいた竜希くんの声に
しゃがみこんでいた体が
一気に その場から離れた。
「ごめんごめん、ビックリした?
行こっか」
「あ、はい・・・・」
「乗っていいよー」
乗り込んだと同時に
「普通の車でごめんね」
「え・・・?」
「ほら、みんな駅回ってる人達って
改造してて かっこいい車ばっかりだから・・・」
言われてみたら
普通の・・・
音も静かな車って
初めてかもしれない・・・
車内も 普通に
お母さんの車と変わらないし・・
輝樹も、いとこくんも、亮くんも
普通の車とは 確実に言えない
外装と室内だし・・・
音もうるさいし・・・
って、あぁ・・・
また輝樹の事 考えてる・・・