ナンパ男との恋〜総集編〜
「えっと・・・
私、寄る所があるから・・」
「そうなんだー」
・・・・・・・
遠まわしに断ったつもりなんだけど・・・
何で この人は
私の横を歩いてるんだろう。
「川野さん 来なかったね」
川野さん・・・?
あぁ・・美香の事だ。
「あ、うん。そうだね」
っていうか・・・
これは 完全に
一緒に帰ってる事になってるような気がする。
靴を履き
外に出ると
ハイテンションの女子が
所々に固まっている。
不思議に思いながらも
門を出ようとすると
固まっていた女の子の間を
かきわけるように
見慣れた顔が現れた。
「い、いとこくん!?
こんな所で何してんの?」
「春菜ちゃん、遅いって!
俺、女子高生恐怖症になりそうなくらい 取り囲まれて 襲われるんじゃないかと冷や冷やしたよ・・・」
「え?えぇ!?
この騒ぎようは いとこくん狙い!?」
「そう。と言いたい所だけど
あっちが本命」
指差した方向を見ると
「・・・輝樹」
「そっ!つー事で
車あっちに停めてあるから
行くよ」
「え・・・あの
私、やめとく・・」
私、寄る所があるから・・」
「そうなんだー」
・・・・・・・
遠まわしに断ったつもりなんだけど・・・
何で この人は
私の横を歩いてるんだろう。
「川野さん 来なかったね」
川野さん・・・?
あぁ・・美香の事だ。
「あ、うん。そうだね」
っていうか・・・
これは 完全に
一緒に帰ってる事になってるような気がする。
靴を履き
外に出ると
ハイテンションの女子が
所々に固まっている。
不思議に思いながらも
門を出ようとすると
固まっていた女の子の間を
かきわけるように
見慣れた顔が現れた。
「い、いとこくん!?
こんな所で何してんの?」
「春菜ちゃん、遅いって!
俺、女子高生恐怖症になりそうなくらい 取り囲まれて 襲われるんじゃないかと冷や冷やしたよ・・・」
「え?えぇ!?
この騒ぎようは いとこくん狙い!?」
「そう。と言いたい所だけど
あっちが本命」
指差した方向を見ると
「・・・輝樹」
「そっ!つー事で
車あっちに停めてあるから
行くよ」
「え・・・あの
私、やめとく・・」