ナンパ男との恋〜総集編〜
ドアを開け
一人で車から降りると
助手席のドアも開き
輝樹が
私の手を掴み
離そうとしない。
「離して。」
「ちゃんと話するまで離さない。」
「別に話す事なんてない」
「俺はある」
「もう・・・何なの・・・」
「ちゃんと話するまで
帰さないし?
だから、はい、乗って」
またドアを開かれ
背中を押されるように
車に押し込まれた。
もう、隣に座っている緒方さんの方を向く元気すらもなくなった・・・
誰も何も話さない車内・・・
私は ただただ
窓の外を眺めてるだけだ。
「みきちゃん、
送っていくからさ・・」
いとこくんが
気まずいムードの中
ようやく口を開いた。
「え?帰っても
家の鍵開いてないんです・・」
本当・・・
この女って
図太い神経してる・・・
「えーっと・・・
どうすればいい?
どっか、ネットカフェとかで
降ろそうか?」
「そういう所 苦手で・・」
「じゃあ 私の家行く?」
思わず ため息混じりに
そう緒方さんに言うけれど
「え?佐々木さんの家・・・?」
ものすごく嫌そうな表情。
一人で車から降りると
助手席のドアも開き
輝樹が
私の手を掴み
離そうとしない。
「離して。」
「ちゃんと話するまで離さない。」
「別に話す事なんてない」
「俺はある」
「もう・・・何なの・・・」
「ちゃんと話するまで
帰さないし?
だから、はい、乗って」
またドアを開かれ
背中を押されるように
車に押し込まれた。
もう、隣に座っている緒方さんの方を向く元気すらもなくなった・・・
誰も何も話さない車内・・・
私は ただただ
窓の外を眺めてるだけだ。
「みきちゃん、
送っていくからさ・・」
いとこくんが
気まずいムードの中
ようやく口を開いた。
「え?帰っても
家の鍵開いてないんです・・」
本当・・・
この女って
図太い神経してる・・・
「えーっと・・・
どうすればいい?
どっか、ネットカフェとかで
降ろそうか?」
「そういう所 苦手で・・」
「じゃあ 私の家行く?」
思わず ため息混じりに
そう緒方さんに言うけれど
「え?佐々木さんの家・・・?」
ものすごく嫌そうな表情。