ナンパ男との恋〜総集編〜
就職か・・・・。
どんな仕事したい?
自分に問いかけながら
答えなんて見つかるはずがない。
学校の帰り、
近くの書店の前で足を止めた。
中に入り、
どんな仕事があるのか
散策して回る。
いろんな本を見て回りながら
すべてに共通して分かった事。
選り好みなんてするほど
私は、頭脳も、能力も、資格も
何もない。
な~にしてんだろう。
ますます落ち込んでしまった。
帰ろうとした時、
隣の大学生らしき女性2人組みが
目に飛び込んできた。
帰ろうとしていた体を
また、元の位置に戻し
手前の、意味の分からない
本を立ち読みするフリをする。
そこまでして
気になる事・・・・
その2人が見ている本に
輝樹がデカデカと写っている。
そして、そのページを見ながら
「私、この人見たことある」
「うそー?東京じゃないの?」
「ほんとだってば!」
「どこで見たの?」
「駅で声かけられたんだけど・・」
「あはは、ありえんって!
こんな人がナンパすると思う?」
「分かんないけど
すっごい似てたんだけどな・・」
こんな会話を
帰る間際に聞いてしまうと
気になるに決まってる。
どんな仕事したい?
自分に問いかけながら
答えなんて見つかるはずがない。
学校の帰り、
近くの書店の前で足を止めた。
中に入り、
どんな仕事があるのか
散策して回る。
いろんな本を見て回りながら
すべてに共通して分かった事。
選り好みなんてするほど
私は、頭脳も、能力も、資格も
何もない。
な~にしてんだろう。
ますます落ち込んでしまった。
帰ろうとした時、
隣の大学生らしき女性2人組みが
目に飛び込んできた。
帰ろうとしていた体を
また、元の位置に戻し
手前の、意味の分からない
本を立ち読みするフリをする。
そこまでして
気になる事・・・・
その2人が見ている本に
輝樹がデカデカと写っている。
そして、そのページを見ながら
「私、この人見たことある」
「うそー?東京じゃないの?」
「ほんとだってば!」
「どこで見たの?」
「駅で声かけられたんだけど・・」
「あはは、ありえんって!
こんな人がナンパすると思う?」
「分かんないけど
すっごい似てたんだけどな・・」
こんな会話を
帰る間際に聞いてしまうと
気になるに決まってる。