蒼い空



「おっはよ〜!!未奈♪」

「おはよ〜」

毎朝、こうやって声をかけてくれるのが、親友の佐藤美樹。

美樹は小学生の頃からの親友で、とても大切な友達だった。

「なんだか、元気ないぞ??」

「えっ…そんな事ないよ〜!」

今まで、美樹に嘘をついた事は無い。

でも…これだけは言っちゃいけないんだ。

親友だから…

こんなに汚れた私を知ったらきっと、もう友達じゃ無くなる……

それが、1番怖いんだ…





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