大丈夫。~私とあなたをつないでくれた一通の手紙~













心の中に


『どうしよう』と戸惑う自分と


小さく喜ぶ自分がいた。



こんな気持ち初めてで…。







「ごめんね、お待たせ」







顔をフッと上げると桐生くんの顔があった。






「うん」






小さく返事をして、履き替かえ


学校を後にした。






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