輝く心は空の星
すると絵梨のエンゼルケアをしてくれた、絵梨とよく楽しそうに話していた看護士さんが何通かの手紙を持って病室に入ってきた…
「…これ、絵梨ちゃんが私がもしいなくなっちゃったらみんなに渡してほしいって書いていた手紙です。微笑みながら、でもどこか悲しそうな顔をして…一生懸命書いていました…」
看護士さんも…泣いたんだろうな…
少し目が腫れていた…
絵梨が何でも話せる看護士さんなんだ!って言ってたからな…
看護士さんはそう言うと…一人一人に手紙を渡した。
もちろん俺にも…
絵梨のお母さんは…それを見てまた泣いていた…