FOUR LEAF CLOVER
それから朝の4時までメールして、その日は学校の登校日。


普通なら、もう眠くて授業どころじゃないのに・・・

ドキドキしていて、眠れそうに無かった。




まあこは眠くないかな。
まあこはちゃんと授業受けてるのかな。
まあこは友達とちゃんと話せてるのかな。
まあこはこの前俺が惚れた笑顔を・・・皆に見せてるのかな。


なんて考えていた。
まだ、出会って2日なのに。
しかも、ろくに面と向かって話したこと無いくせに。



俺は・・・2つ下の子に一目ぼれしたロリコン野郎?
いいさ、それでも。
あのかわいい笑顔を振りまくまあこに惚れて・・・
俺は、大切なものにしたいと今、必死だから。



俺のこと、どんな人って思ったんだろう?
何を思って俺のアド、聞いてくれたんだろう?

元カノを通して?
あぁ、出会えたんならそれでもいいさ。


そんなことより、好きな人とかいんのか?
あんなかわいい笑顔持ってるんだもんな、誰かが惚れてもおかしくないだろ。





もう、まあこと会いたい。

昨日あったばかりじゃねぇか?

そうだ。昨日あったばかりなんだ。




あれ?これ、さっきも思わなかったか?





・・・好きなんだな、俺。






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