broken star…私は次女じゃなくて、長女なのだから…

再会

そう、それでよかったのだ。




瑠奈は、怒りや悲しみに自分が飲み込まれないように必死で、耐えていた。




子虎が、急に動き出した。



そして、女子の横に行き、匂いを嗅ぎ始めた。




武「みんな、怖がらないでくれ。そいつは、子虎の挨拶みたいなものだ。なぜやって居るのかは、知らんがな」



子虎は、次々に臭って行く。



そして、瑠奈の匂いを嗅いだ途端、子虎は、止まった。