【完】クリスマスケーキはいらないから、浮気しようよ



部屋に入るなり、私は鍵を閉めてアユムに詰め寄った。


私が一歩近づけば、一歩離れる。



また一歩近づく、一歩離れる。



それを繰り返して、やっとベッドサイドまできた。



「ねぇアユム、浮気しよう」



アユムは、意味がわからないって表情をした。


そうだよね。



私は、ずっと女友達で、幼馴染みだもんね。


でも、もうそうには言ってられない。


私が、我慢できない。


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