保護者な幼馴染くん

まぁ、この話はおいおい話すことにしよ

うかな。



てな訳で、私と空くんはクラス発表の張

り紙の前まで来た。


その周りには張り紙を見に来た生徒でご

った返している。


「鈴、ここでまってて!僕見てくるから

〜。」


そういうと、空くんは人混みの中に入っ

て行ってしまった。


周りは驚くほどの人でごった返している

。だいたいにして発表の紙が小さすぎ!

新入生240名の名前がきっちりA4程の紙

6枚に収まっているのだ。


しかも一箇所にしか紙が無いためこれだ

けの人だかりになってしまったらしい。



本当まじで、自分のクラス見れた人はと

っととどいてほしいわっ‼




私がぶつぶつと言ってると不意に肩を叩

かれた。


空くんが帰ってきたと思い振り返ると同

じ制服を着た男子生徒が三人。


「おおっ!当たりじゃん♬

君かわいいね~!僕たちと同じ一年だよ

ね。名前なんて言うの〜?何組〜?」


.....こいつ何言ってるの....?

初対面の人に馴れ馴れしすぎやありませ

ん?



「貴方方は何を仰りたいのですか...?

私は人を待ってるので.....この場から消

えて下さい」



本当ムカつく。

私はこういう男子が大嫌いだ。

ヘラヘラ笑って、無駄に馴れ馴れしくて

とても軽い奴。

…あの人もそうだったから。

だからついつい感情のこもってない声に

なってしまう。


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