保護者な幼馴染くん
「鈴、大丈夫?
ぼーっとしてるけど....
もしかしてあいつらになにかされた⁉」
そういうと空くんは少し膝を曲げて私に
視線を合わせ、手を私の頭に乗せた。
私は黙って首を振ると空くんは優しい表
情になって微笑みかけてくれた。
一瞬心臓の鼓動が高まった気がした。
実は私…空くんに片思い歴10年なんです
。
出会いは幼稚園に上がる前で、昔からず
っと一緒だった。
いつの間にか隣に空くんがいるのが当た
り前になっていて、空くんの居ない生活
なんて絶対に考えられない。
それほど私は空くんが大好きなんです。