私じゃ、ダメですか?
あれからどのくらい時間が経っただろう…
作業に集中していた私は
時間のことをすっかり忘れていた。
窓の外を見てみると、オレンジがかっていた空が紫色に変わりはじめている…。
黒板の上にある時計は既に6時を回っていた。
あんなにあった大量の紙も残り数枚。
私はその数枚の紙を持ち、
ホッチキスで止めた。
パチンッ
『やっと終わったぁ!!!!』
よし、これで帰れる!!!
早く持っていこう!!!