私達は浮気者です《完》


「何も言わねぇってことはいいんだな?」


違う…違う…なにも言えないの。

なんてゆえるはずがない。

「ま、はっきりゆーて

 お前の日課(?)的なことあったぢゃん?

 小遣い稼ぎ的な奴?

 正直ゆって、きたねぇっと思った。」


ゆあれたくない言葉を遠慮なく浴びせる。


まただ。

私は後何度この経験を繰り返せばいい??

後何度汚いと言われないといけない??

この場に居たくなくてきた道をたどって帰る。


帰る途中はどーやって帰ったかわからない。

ただ分かるのは、嫌われた。ということ。

わかってた。こうなるって。

アレを続けてる時点でこうなるって。

今更やめられない。




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