スイーツ×デイズ
「彼女ほしーよ。だけどあの子以外の子なら、別にいらない」


「ふーん」


「佐鳴の方こそ、彼女つくらないのかよ」


と、ボクの言葉に佐鳴は、ふむ、とうなずき、宙を見て何か考えているようだ。


「ああ、それより、恭汰。3限目の数学……」


急に低姿勢になって、もみ手をしだした佐鳴。
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