スイーツ×デイズ
冬香さんは、スカーフをつけないままだった。


佐鳴と、何か関係があるとしても、まだボクは彼女を好きだ。


ボクは、校門の前で立ち止まった。


「? どうしたの?」


いつもは一緒に校門をくぐって、昇降口で別れるのだけれども。


立ち止まったボクに、彼女は小首を傾げた
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