スイーツ×デイズ
「佑菜ってさ、絶対オマエのこと好きだよな」
青空広がる屋上で、ある日、ボクと佐鳴は昼メシを食べていた。
「ああ、水谷佑菜か。うん、俺のこと好きみたいだよ」
コッペパンにかじりつき、口をもぐもぐさせながら佐鳴はそう言った。
「好きみたい、って」
「告られた、俺」
「おー、いいじゃん。佑菜ちゃん、可愛いじゃん」
「断ったもん」
サラッと言う佐鳴。
「は? なんで?」
「別に、理由はないけど」
佐鳴と仲良くなって、約2ヶ月。
だけど、色恋の話は自分からしないヤツなんだよな。
ボクだけが、いつも電車の中で会う黒髪のあの子のことばかり話してるような気がする。
青空広がる屋上で、ある日、ボクと佐鳴は昼メシを食べていた。
「ああ、水谷佑菜か。うん、俺のこと好きみたいだよ」
コッペパンにかじりつき、口をもぐもぐさせながら佐鳴はそう言った。
「好きみたい、って」
「告られた、俺」
「おー、いいじゃん。佑菜ちゃん、可愛いじゃん」
「断ったもん」
サラッと言う佐鳴。
「は? なんで?」
「別に、理由はないけど」
佐鳴と仲良くなって、約2ヶ月。
だけど、色恋の話は自分からしないヤツなんだよな。
ボクだけが、いつも電車の中で会う黒髪のあの子のことばかり話してるような気がする。