スイーツ×デイズ
「恭汰」


放課後、日直の仕事である学級日誌を書いているところだった。


隣の席で、日直の相方の吉野が窓閉めを終えてボクの元へと来た。


「ん?」


「佐鳴とデキてるよね、恭汰」


「ばっ、バカ」


ボクは動揺して、手にしていたシャープペンで日誌にびーっと横線を書いてしまった。
< 50 / 159 >

この作品をシェア

pagetop