スイーツ×デイズ
ボクがそう言うと、吉野はキョトンとしながらも、顔を赤らめた。


「そーいうことは、本当に好きなひとに言いなよ」


彼女は目をそらして言うと、席に着いた。


そして、いつもの登校時間から遅れて、佐鳴が教室へ入ってきた。


「なんだ恭汰!うつ伏して」


「なんか噛み締めてるみたいよ」


と、吉野。


「佐鳴ぅ。愛してるぜ。ベイベ」
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