闇龍~最強の女~
司会「次は、岡田 美海さんでーす」

はわっ!?お、俺!俺だ!

でっ、でもでもでも!

は、恥ずかしい…

──シーン

みんなの視線が痛い…

慌てまくっていると、

綺「美海、ほらっ!脱がないと!」

『綺羅…でも、は、恥ずかしい…』

いつの間にか側にきていた綺羅。

しばらく考え込んでいたけど…

綺「じゃあ、脱がしてあげる」

とんでもない爆弾を落とした。

『…は?』

綺「自分で脱ぐのが恥ずかしいならー、

  私が脱がせば問題ない!」

なにいってんだ!

『え、えっとー…』

ジリジリと近づいてくる綺羅は、

キラーンと目を輝かせ…

綺「自分では、脱げないでしょ?」

と、言った。

でも…脱がされるくらいなら

『じ、自分で脱ぐ!』

綺「じゃあ、頑張って!

  ほら、大丈夫だから」

腹くくるしかない!

──バサッ

意を決してパーカーを脱いだ。

俺は、白にカラフルな水玉模様で、

真ん中がリボンになっているビキニ。

──シーン

だ、誰か喋れよ…。

沈黙が続いて、段々苦しくなってきた頃、

「「「うおおおぉぉぉおお!!!」」」

いきなりの大声にビクッとして、

『き、綺羅~!』

──ギュッ

綺羅に抱きつく。

『俺、恥ずかしくて死ぬ…』

じわりと涙が滲んでくる。

「「「///////」」」

綺「ほらほら、私がいるから、

  泣き止んで?

  (でないと、可愛すぎる…)」

『も、やだぁ…』

綺「ほら、パーカー」

急いでパーカーを着る。

ようやく、落ち着いてきた…



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