闇龍~最強の女~
司会「えー、これから審査に移ります。

   しばらくお待ちください」

「誰だと思うー?」

「やっぱ爽様でしょ!」

「えー?恵一様も素敵だもん!」

「2人とも優勝しちゃったりして…!」

「ありえるー!」

2人とも…なぁ…

綺「ねー?美海は誰が優勝だと思う?」

『んー?』

そうだなぁ…

『2人とも…とか?爽と恵一』

綺「2人ともー?だったらすごいけどねー!」

司会「えー、審査が終わりました!

   結果を、審査委員長!

   お願いします!」

斎「えー、今回は、

  丁度半分に分かれちゃってね。

  めんどいから、爽、恵一。
  
  2人とも優勝ー。おめでとー」

「すごーい!」

「あんまりないよね!?こんなこと!」

さっき言ってた子、当たってたじゃねーか。

すげーな…

綺「すごいねー!2人とも優勝しちゃった…

  美海の言うとおりだったね」

ごめん、綺羅…

俺、すげーてきとーに言ってたわ…

綺「まぁ、美海のことだから、

 どーせてきとーに言ったんだろーけど」

──ギックー!!

わ、分かってたか…さすが綺羅。

斎「あ、美海ー」

ちょっ、マイクで名前呼ぶな!斎さん!

斎「優勝者にごほーびあげて?」

「「「『……は?』」」」

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