闇龍~最強の女~
水着に着替えて、パーカーはおって、

浜辺にいったら…

「「「きゃああぁぁぁあああ!!!」」」

綺「…なにあれ」

『…さぁ?女の群れ?』

女の歓声…

否、叫び声が聞こえてくると同時に

女の群れが目に飛び込んできた。

まぁ、これって十中八九…

「桜狼の方よー!」

「総長と副総長ですよね!?」

「いやぁー!かっこいいー!」

爽たちだよな…。

「『ハァ…』」

思わず、綺羅と一緒に溜め息がでた。

『…どーする?』

綺「…どーしよぉね」

そんなことを話しているうちに

爽「美海っ!綺羅っ!」

恵「ハァ…、お待たせしました」

爽たちがこっちにやってきた。

綺「お疲れ様。大丈夫?」

爽「大丈夫に見えるか?」

綺「…全然」

恵「大変でしたよ…」

『恵一たち、かっこいいもんねぇ』

恵「あ、ありがとうございます…///」

『ふぇ?顔赤いよ?』

綺「あー…っと、気にしなくて良いから。

  それより、泳ご?」

『…?

 わかった』

泳ぐなら、パーカー脱がなきゃ…

──バサッ

「「「//////」」」

綺「ほらっ!いこっ!」

『うんっ!』

綺羅と手を繋いで海に向かって走る私は、

周りの人たちの顔が赤いことに

全然気づいていなかった…。
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