闇龍~最強の女~
『うわぁ…!』

もう、空は薄暗かったから

灯りがあれば目立つ。

私がいるばしょは高いところで、

私の目の前には

光の海があった。

赤いのや、黄色いのが

キラキラと輝いている。

こんなとこがあったなんて思わなかった。

恵「公園の奥にこんなとこあるなんて

  思わなかったでしょう?」

『うん。すごいね…』

あの灯りのなかに、

この私が見ている世界に、

どれくらいの人が、いるんだろう。

ふと、そんなことを思った。

恵「…ここは、俺の思い出の場所なんです」

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