闇龍~最強の女~
「てんめぇ…」

男は気絶してしまったらしい。

その他の男は、怒り狂ったように

次々と、美海に襲いかかった。

美海はそれを素早く避けて、

──ドコッ

──バキッ

男たちを倒していく。

その姿は

夜の闇に紛れ、龍が舞うが如く……。

──まさに、美しき闇龍だった。

『強い…!』

人数が少ないだけじゃない。

美海が強すぎる。

だから、男全員が倒れるまで

そう時間はかからなかった。



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