闇龍~最強の女~
『あのね!』

聞いてほしい言葉があるの。

最後に、伝えたい。

あのとき…二人が言ってくれた言葉。

今…私も返すよ。

『私もね!お父さんとお母さんのこと

 …愛してる!』

最後に言えなかった言葉。

ずっと心残りだった。

母「あら、知っているわ」

父「俺もしってる」

父母「「美海、愛してる」」

『うんっ!』

さぁ、行こう。

生きるんだ。

私は過去に背を向けて。

光の中へ、飛び込んだ。
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