闇龍~最強の女~
爽「なんでもねぇよ」

そういって爽は立ち上がった。

爽「来いよ」

『ん』

その胸に飛び込んでしがみつく。

綺「私のポジションが…」

恵「…殺意が芽生えてきますね」

そんなときだった。

──ガラッ

斎「こぉらー!爽!美海を離せ!」

爽「げっ、親父」

『斎さん』

斎さんが病室に入ってきた。

実は槙田組は斎さんの家のことだったらしい。

しかも世界レベルらしいからびっくりだ。

斎「だいぶ回復してきたから、明日には

  退院できるってさ」

『え、本当ですか!?』

私から爽を引き剥がそうとしつつ

斎さんは笑った。

爽「親父、離せよ」

斎「爽こそ離れろー!」
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