闇龍~最強の女~
家に帰ると

爽「…おかえり」

爽がいた

『…ただいま』

俺は返事しないわけにはいかないと思い

とりあえず、ただいまを言った。

爽「…こんな時間までパトロールしてんのか?

  確かに闇龍は基本的に夜にしか

  活動しないって聞くが…」

今は夜中の2時頃だ

『…眠れないからな』

俺は夜、1人で眠れない。

子供の頃は、両親と一緒に寝ていた。

1人で寝ると、独りだと実感してしまう。

だから…誰かと一緒じゃないと…

俺は眠れないんだ。

爽「…なんで眠れないんだ?」

遠慮がちに聞いてきた爽。

『…1人だと、孤独だって、

 思い知らされるから』

会ったばかりの奴なのに…

あまり話したくなかったことなのに…

なぜか答えてしまった。

爽「…そうか」
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