闇龍~最強の女~
『んーと…それについては…

 恵一、“黒猫”と“sun”って知ってるか?』

恵「えぇ。

  世界No.1とNo.2のハッカーですし…」

綺「それ、私たちなんだよねぇ」

爽「…は?」

綺「私がNo.2のsunで…」

『俺がNo.1の黒猫』

恵「どうりで…情報が出ないわけですね…」

爽「お前ら…すげえな」

綺「そう?」

『情報管理してるのは、俺だよ。

 結構頑丈にしてるからな。

 バレるとめんどいから』

恵「…なんのことですか?」

『爽にはもうバレたんだけどな…

 俺がなんなのか、知りてぇか?」

綺「私のこともだよ。

  私のことは爽も知らないよね」

爽「あぁ」

恵「…教えてください」

『…わかった。綺羅、いいか?』

綺「うん。いいよ」




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