闇龍~最強の女~
爽「上等だ。俺もだからな。

  美海は…渡さない」

フッと、不敵に笑った爽。

綺「あのさぁ…私のこと忘れてるでしょ」

恵「クスッ忘れてはいなかったんですが…

  すみません」

黙ってみていた綺羅が不満そうに言った。

爽「わりぃな」

爽は完全に忘れていたらしい。

綺「…まぁいいけど。

  この子、鈍感だからね?

  言わない限り、気づかないと思うよ。

  …頑張ってね?」

そんなの…

恵「もちろんですよ」

爽「当たり前だ」

俺は美海に恋してる。

俺が側にいたい。そして、いてほしい。

だから…

覚悟してね?美海…

──好きだよ

~恵一 side end~
< 53 / 214 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop