闇龍~最強の女~
私から離れた美海は、
逃げ回る2人を追いかけ回している。
──美「綺羅は俺のこと助けてくれたんだ!」
本当に2人の言うとおりだったね。
あれ?なんでだろ…
涙が止まらないや…
美「き、ら…?」
私の泣きように心配したのか、
美海が私の近くにきた。
「「はぁ…はぁ…た、助かった…」」
2人は相当追いかけ回されたらしい。
息がすごくあがっている。
美「綺羅、大丈夫か?
綺羅は俺のことを助けてくれたから、
今度は俺が助けるよ?
なんか、悲しいことあったのか?
それとも、やっぱりあの2人…?」
『ちがうちがう!これはね、
…嬉しくて、泣いてるんだよ?』
美「?」
『もう、充分、助けてもらってるよ?
ありがと。美海』
嬉しくて、泣いてるっていっても、
“?”を浮かべていた美海だったけど
“ありがと”っていった瞬間、
満面の笑みを浮かべた。
まるで、花がフワッと咲くような。
──今はまだ、その表情は私だけのもの、ね?
~綺羅 side end~
逃げ回る2人を追いかけ回している。
──美「綺羅は俺のこと助けてくれたんだ!」
本当に2人の言うとおりだったね。
あれ?なんでだろ…
涙が止まらないや…
美「き、ら…?」
私の泣きように心配したのか、
美海が私の近くにきた。
「「はぁ…はぁ…た、助かった…」」
2人は相当追いかけ回されたらしい。
息がすごくあがっている。
美「綺羅、大丈夫か?
綺羅は俺のことを助けてくれたから、
今度は俺が助けるよ?
なんか、悲しいことあったのか?
それとも、やっぱりあの2人…?」
『ちがうちがう!これはね、
…嬉しくて、泣いてるんだよ?』
美「?」
『もう、充分、助けてもらってるよ?
ありがと。美海』
嬉しくて、泣いてるっていっても、
“?”を浮かべていた美海だったけど
“ありがと”っていった瞬間、
満面の笑みを浮かべた。
まるで、花がフワッと咲くような。
──今はまだ、その表情は私だけのもの、ね?
~綺羅 side end~