アイドルに恋をして
心配した友達が、一緒に帰ると言ってくれたが、何だかいい感じの男性がいたみたいで、
美夏は、友達に気を使って一人で帰れるからと断った。


上手くいったら、今度奢ってもらおう。


「あぁ。気持ち悪い…」

トイレ…

トイレに行きたい…


酔い醒ましにと思って、タクシーを辞めて歩いていた美夏は、辺りを見渡す。


どこか、トイレがあるところ…


“コンラッドホテル”


美夏は、目に付いたホテルを見てフラフラと入っていく。



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