アイドルに恋をして
煌びやかなロビーをフラフラと歩くのも怪しいかなと思って、意識を集中してまっすぐ歩く。


服装は、合コンの為にきれいめにしていたので安心。

追い出されることはないだろう。


「あっ、トイレあった…」


あと、もうちょっと。

もうちょっとの我慢だ。



ドンッ


「イタッ」


トイレまで、あと数メートルのところですれ違いざまに、男の人とぶつかる。


ふらっ

「あっ、すいません…」

「いえ…こちらこそ、すいません…うっ」

やばい…

限界かも…









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