アイドルに恋をして
重たい体を勢いよく起こす。


見慣れない天井に、見慣れない部屋。


「あたしの部屋じゃない…」


二日酔いの頭で考えた結果、それは分かる。


「はっ?どういう事…?」


考えろ!美夏!

その時、

「んーうるさいなぁ…」


モゾッ。


「えっ?…男…?」



ベットの隣には、何故だか裸らしき男の人が寝ている。


男…裸…

知らない部屋…



「…!」

美夏は、慌てて自分の服を確認する。


良かった、ちゃんと着てる。


< 20 / 32 >

この作品をシェア

pagetop