魅惑の果実
段々とお店の中が混み始め、キャストも黒服も忙しかった。
半分は咲さんのお客さんなんじゃないの?って感じ。
「莉乃さん、お願いします」
店長に呼ばれ、私は一度お客さんとご馳走様をして席を離れた。
次から次へと色んな席に付くと疲れる。
早く帰って熱いシャワー浴びたぁい!
「咲さんのお客様で、VIPだから粗相のないようにな」
「はい」
VIPルームの前に着くと、店長は緊張した面持ちで深呼吸をした。
え!?
店長が緊張するくらいのVIPなの!?
まだペーペーな私がヘルプでついちゃって大丈夫?
ーコンコンコン。
「失礼致します。 莉乃さんです」
逸物の不安を抱えながらも、私は部屋の中へ足を踏み入れた。
「失礼致します。 莉乃で……っ!?」
え?
えぇぇぇぇぇ〜!?
桐生さんじゃん!!
ちょっと店長!!
ミスチョイス……って、もう居ないし!!
振り替えると、店長は部屋を出て行った後だった。
もっとお客さんの好み把握して付け回ししてよね!!
私じゃ門前払いされるのがオチだよ……。
半分は咲さんのお客さんなんじゃないの?って感じ。
「莉乃さん、お願いします」
店長に呼ばれ、私は一度お客さんとご馳走様をして席を離れた。
次から次へと色んな席に付くと疲れる。
早く帰って熱いシャワー浴びたぁい!
「咲さんのお客様で、VIPだから粗相のないようにな」
「はい」
VIPルームの前に着くと、店長は緊張した面持ちで深呼吸をした。
え!?
店長が緊張するくらいのVIPなの!?
まだペーペーな私がヘルプでついちゃって大丈夫?
ーコンコンコン。
「失礼致します。 莉乃さんです」
逸物の不安を抱えながらも、私は部屋の中へ足を踏み入れた。
「失礼致します。 莉乃で……っ!?」
え?
えぇぇぇぇぇ〜!?
桐生さんじゃん!!
ちょっと店長!!
ミスチョイス……って、もう居ないし!!
振り替えると、店長は部屋を出て行った後だった。
もっとお客さんの好み把握して付け回ししてよね!!
私じゃ門前払いされるのがオチだよ……。