魅惑の果実
海辺を歩いた後、少しお店を見て回った。
ランチができた上にショッピングまでできるなんて思っていなかった。
普段と変わらない桐生さんといつもよりもテンション高めな私。
周りから見たら凄い温度差かもしれないけど、私はそうは感じなかった。
桐生さんのちょっとした表情で、何を思っているのか何となく分かってきたから。
家に帰り着いた頃には夕日が出ていた。
「楽しかったぁ〜」
「良かったな」
「良かったなって、他人事ぉ〜! 桐生さんは楽しくなかった?」
「俺も楽しんだよ」
「それなら良かった」
ソファーに座る桐生さんの膝の上に頭を乗せた。
桐生さんとランチして、海辺デートして、お家では甘えられて、今日は本当に最高な日。
楽しかったけど疲れたのか、テレビの音が子守唄に聞こえる。
_〜♪
電話?
私?
「はい」
うとうとする頭でそんな事を考えていると、桐生さんの声がした。
どうやら桐生さんの電話が鳴ったらしい。
ランチができた上にショッピングまでできるなんて思っていなかった。
普段と変わらない桐生さんといつもよりもテンション高めな私。
周りから見たら凄い温度差かもしれないけど、私はそうは感じなかった。
桐生さんのちょっとした表情で、何を思っているのか何となく分かってきたから。
家に帰り着いた頃には夕日が出ていた。
「楽しかったぁ〜」
「良かったな」
「良かったなって、他人事ぉ〜! 桐生さんは楽しくなかった?」
「俺も楽しんだよ」
「それなら良かった」
ソファーに座る桐生さんの膝の上に頭を乗せた。
桐生さんとランチして、海辺デートして、お家では甘えられて、今日は本当に最高な日。
楽しかったけど疲れたのか、テレビの音が子守唄に聞こえる。
_〜♪
電話?
私?
「はい」
うとうとする頭でそんな事を考えていると、桐生さんの声がした。
どうやら桐生さんの電話が鳴ったらしい。