魅惑の果実
お店に着くと、大雅さんは常連なのか、お店のオーナーらしき人と仲よさそうに話しをしている。
案内された個室のテーブルやソファー、照明は全てアンティーク調だった。
お城の一室みたい。
可愛いというより、怪しげで雰囲気に酔ってしまいそうな空間。
ソファーはお洒落なだけじゃなく、弾力もあって座り心地抜群だった。
「何食べたい?」
何食べようかな……。
メニューを眺めていると、どれも美味しそうで中々決まらない。
「大雅さんは何にするんですか?」
「俺? 俺はいつもお任せだから、決めた事ないんだよね」
「そうなんですか? じゃあ私もお任せにします」
「オッケ。 お酒は? あ、でも高校生……っ」
またしても私を見て笑い始める大雅さん。
もう幾らでも笑って下さい。
「私は烏龍茶にします」
「ぶっ、烏龍茶! あははっっ」
「もう! 一々笑わないで下さい!!」
テーブルに設置されているボタンを力一杯押した。
するとすぐ様店員さんが部屋に入ってきた。
案内された個室のテーブルやソファー、照明は全てアンティーク調だった。
お城の一室みたい。
可愛いというより、怪しげで雰囲気に酔ってしまいそうな空間。
ソファーはお洒落なだけじゃなく、弾力もあって座り心地抜群だった。
「何食べたい?」
何食べようかな……。
メニューを眺めていると、どれも美味しそうで中々決まらない。
「大雅さんは何にするんですか?」
「俺? 俺はいつもお任せだから、決めた事ないんだよね」
「そうなんですか? じゃあ私もお任せにします」
「オッケ。 お酒は? あ、でも高校生……っ」
またしても私を見て笑い始める大雅さん。
もう幾らでも笑って下さい。
「私は烏龍茶にします」
「ぶっ、烏龍茶! あははっっ」
「もう! 一々笑わないで下さい!!」
テーブルに設置されているボタンを力一杯押した。
するとすぐ様店員さんが部屋に入ってきた。